アレルギー対応食、知っておきたい3つの注意点

アレルギー対応食、知っておきたい3つの注意点

とても繊細な注意を要する、乳幼児期の食物アレルギー対応、慎重に対応してあげたいものです。

普段の食生活ではママがしっかりアレルゲンを除去した献立を考えてあげていることと思いますが、すべてを完璧にこなすのはとても難しいことです。

 

そこで、思わぬ落とし穴にはまらないよう、その対応策を整理してみましょう。

 

アレルギー対応、知っておきたい注意点

(1)アナフィラキーショックを引き起こしやすい食物を知っておく。

・穀物:小麦、そば
・卵:生卵
・牛乳:非加熱食品、生クリーム
・ナッツ類:ピーナッツ、ゴマ
・果物:キウイ
・魚介類:えび、かに

(2)食品の成分をしっかり知っておく

例えばゼラチンは牛や豚由来であることが多いなど、加工された食品の特徴もある程度は知っておきたいものです。

●市販食品成分の一例

牛乳、牛肉:
乳タンパク、カゼイン、乳糖、ゼラチン
鶏卵、鶏肉:
ゼラチン、卵殻カルシウム、蛋白加水分解物
大豆:
乳化剤
小麦:
醤油、味噌

●アレルギー物質の表示

表示が義務化されている食品:
卵、乳、小麦、そば、落花生
表示が勧められている食品:
えび、かに、あわび、いか、いくら、さけ、さば、牛肉、鶏肉、豚肉、大豆、まつたけ、山芋、オレンジ、キウイ、くるみ、桃、リンゴ、ゼラチン

(3)食物アレルギーの原因を知って、普段から備えておく

普段、除去食で細心の注意を払っていても、上記のように思わぬところにアレルゲン物質がひそんでいることもあります。
また、外出時の外食や幼稚園や学校での給食など、どうしても「避けきれない」場合も多々あります。

アレルゲンの除去だけでなく、万一アレルゲンを摂取してしまった場合にも対応できるよう、普段から備えた体作りが大切です。
そのために知っておきたいのが食物アレルギーの発生メカニズムです。

食物アレルギーの根本的な発生原因は免疫バランスの崩れです。

体内にアレルゲンが侵入するとこれに対抗するため「免疫細胞」が働きだします。
免疫細胞には、「Th1」と「Th2」の2種類あり、正常な人ではこの2種類のバランスが取れていますが、アレルギー性皮膚炎の人の場合では「Th2」が過剰に動き、その結果としてアレルギー反応を起こしてしまうのです。

そしてもう一つの原因は、体内の酸化蓄積です。
私たち現代人は小さな子供から大人まで、食物や環境など様々な理由から酸化物質を蓄積しています。
体内の酸化は、免疫バランスの崩れにも大きく関与しています。

普段の日常生活から酸化蓄積に注意して、特に「免疫力のバランス」を整えてあげることが大切です。