アレルギー食品をなくす為のアドバイス

アレルギー食品をなくす為のアドバイス

近年、食物アレルギーのある人が増えてきました。主な原因物質と言えば、卵・牛乳・大豆があります。

近年ではこの3食品に米・小麦粉が加わり、“5大アレルゲン”と呼ばれています。中には5大アレルゲン+甲殻類・果物・魚介類などにアレルギー反応を起こす人がいます。対処法としては、原因物質を摂取しないことが賢明でしょう。
「私のアレルギー食品はこれ。だからこれは食べられない。」大人ならできるかもしれません。しかし子供には無理があります。「みんなが食べているから自分も食べたい」と思うのが普通です。

では、アレルギー食品が平気になる対処方法はあるのでしょうか。

アレルギー食品が平気になる対処方法について

食物アレルギーを治す特別な薬はありませんが、
多くの方は年齢を重ねるにつれて、自然に軽快するか治癒します。

(小児の食物アレルギーが成人まで持ち越されるのは、10%ぐらいといわれています。)
そのアレルギーを持ち越さないように、幼児期から対処していくことをおすすめします。

①加熱すると抗原性は低下する

しっかり加熱すると消化が良くなり、蛋白質が分解され、抗原になりづらくなります。
(なるべく油を使わず、茹でる・蒸すといった調理方法をとりましょう。)

牛乳の中の蛋白は、加熱しても抗原性に変化しませんが消化が良くなります。
また卵の卵白には抗原性の強い4種類
(オボアルブミン、オボトランスフェリン、リゾチーム、オボムコイド)の蛋白質が含まれています。

加熱することで3種類の蛋白質が抗原性を失いますが、
オボムコイドだけが熱に強く最もアレルゲン活性が強いのです。
卵白アレルギーだからといって食べられないわけではなく、
オボムコイドにアレルギーがなければしっかり加熱をすることで食べられます。

②ワンパターンメニューを止める

同じ食品を繰り返し大量に食べることで、その食品に対するアレルギーを作りやすくなってしまいます。

多くの食品を少しずつ組み合わせて、食べるようにしましょう。
今日は魚、明日は肉、といったように同じ食品を続けて摂らないように順番を代えていくと良いです。
また、アレルギーの人は一般的にミネラルが不足しがちです。
緑黄野菜、小魚、海草類を多く摂取しましょう。

③脂質の摂取を少なくする

植物性脂肪のうちリノール酸は、アレルギー反応を促進するロイコトリエンを多く含んでいます。
同じ植物性脂肪でもα-リノレン酸は、リノール酸の働きを抑えて、アレルギー反応を抑制する作用があります。
普段からリノール酸の多い食品は控えめにして、α-リノレン酸を多く含む食品を摂ることが大事です。

リノール酸が多い食品:サラダ油、紅花油、マーガリン、マヨネーズ、ドレッシングなど
αリノレン酸の多い食品:魚介類一般、海藻類、野菜類、根菜類、シソ油、エゴマ油など

上記でも述べたとおり、食物アレルギーは年齢を重ねるごとに軽減するか治癒する方がほとんどです。

除去食を作ることも大切ですが、食品をしっかり加熱することで抗原になることを防ぐこともできます。
また、野菜中心のバランスの良い食事をとり、αリノレン酸の多い食品を摂取することで
腸内環境を整えアレルギーを抑える
ことにつながると思います。

よろしければご参考下さいませ。