アトピーのおやすみ対策

アトピーのおやすみ対策

アトピーの場合、夜寝ているときなど無意識に掻いてしまい朝に血が出てしまっていたなどありますよね。自分で掻いてしまうことを制限できる場合はかゆみを抑える方法が有効ですが、お子さんの場合は掻くことを制限するのがなかなか難しくなります。

日中よりも寝ているときに肌を掻いてしまうのは何故なのでしょうか?

深部体温

それは深部体温が関係しており、人は眠りにつく前に深部体温を低下させるために皮膚温を上げます。皮膚温とは脇や口内で計ったときに測定される温度で熱を測ったときなど皮膚温になります。
この皮膚温をあげ身体の熱を放散させると深部体温が低くなり眠りに入りやすくなります。深部体温を下げるために、皮膚温を上げるというサイクルが痒みの原因となっています。身体の熱を放散させるために皮膚の血管が拡張し、血液量が増加するため皮膚温が上がり痒みを引き起こすということです。睡眠の質にも繋がり睡眠の質によって成長ホルモンや細胞修復ホルモンなどが分泌されるため、深部体温を下げないようにするというのは避けましょう。
通常、皮膚温は汗をかいて温度を下げるのですがアトピーの場合は汗をかきにくい体質になっています。汗は痒みの原因になる場合もありますが、皮膚温を下げるためには大切な人間の機能なのです。

かゆみを抑えるには

かゆみを抑えつつ睡眠の質を下げないようにするためには吸湿性や放湿性に優れた寝具や衣類を使っていきましょう。人は寝ている間にコップ1杯もの汗をかくと言われています。寝具はパイプ枕など通気性のいいものを、衣類は吸湿性・放湿性に優れたシルクなどを使うと汗を制限することなく、お肌にも負担がかかりません。

夜の痒みがひどいという場合、寝具や衣類を一度見直してみるといいでしょう。