アレルギー疾患、病院探しの間違いはこれ

アレルギー疾患、病院探しの間違いはこれ

食物アレルギーやアレルギー性皮膚炎の治療で長くお付き合いしなければならないアレルギー科の病院。大病院から診療所まで様々にありますが、自分にあった良い病院を見つけるのは大変ではないでしょうか?そんな病院選びのポイントを解説します。

病院に期待していいこと、ダメなこと

はじめに、アレルギー疾患の治療で病院に過度の間違った期待を持ちすぎないために、「病院で出来ること、出来ないこと」を整理して理解することがポイントです。

■病院に期待していいこと

(1) 現在の病状を知るための各種アレルギー検査
(2) 炎症や痒みの症状緩和
(3)アレルゲンの除去、または付加の指導
(4)アレルギー症状を改善するため(悪化させないため)のアドバイス

こうして病院で出来ることを項目ごとにみると、既にお気づきになられた方もいらっしゃるかもしれません。アレルギー疾患の治療で、現在病院で受けることが出来るのは、あくまで病状確認と症状の緩和や改善であって、根本的(直接的)なアレルギーの治療ではありません。アレルギー疾患は、アレルゲンが体内に侵入した際におこる免疫反応のバランスの崩れが原因で引き起こされてしまいます。そして、バリア機能の衰えた肌が刺激され、痒みや炎症をいう症状になって現れるのです。

もちろん、どのアレルゲンに反応するのかを知って除去や付加することや、急激な炎症や痒みを抑え込むことはとても重要な治療です。

しかし、それはあくまで“免疫バランスの改善やバリア機能の回復”に対する治療ではないということも、同時に理解しておかなければならないのです。そうでないと、症状がぶり返すたびに「前の病院が駄目なのでまた新たな病院探しをする」というスパイラルに落ち込んでしまうのです。

■病院選びのポイント

(1) 病院で受けることができる治療をしっかり理解しておく
(2) 主治医としっかり話し合える環境作りを目指す
(3)アレルゲンの除去、または付加の指導
(4)急な症状変化や、こまめな相談に対応できるようアクセスのよい病院を選ぶ。

アレルギー疾患の成り立ちをしっかり理解して、病院で出来ることはしっかりお任せして、病院で出来ない根本的な免疫バランスの回復や肌のバリア機能の回復などの対策を自分でとっていかなければならないのではないでしょうか。

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